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マークシート入試について

今回はいつもとは趣向を変えて、マークシートを利用する入試問題について簡単なアドバイスをしてみます。

マークシートは当然全て選択式の問題ですね。

問題は「@〜Cの中から選べ」などとなっているものが多いですね。

普通の問題集の場合は@〜Cまでをまんべんなく使っているものが多いですが、

入試問題の場合はある一つの番号がたくさん出てしまうこともあります。

同じ番号ばかりが続いているからと言って、間違っているとは限りません。

逆に「今までB番が出てきてないから、ここはBだな。」などと考えて解答してしまうと、間違うことが多いです。

皆目見当も付かないなら仕方がないですが、ある程度わかりそうな問題は前後の解答の番号は気にせず

その問題だけを見て、最も正しいと思うものをマークしましょう。



国語の場合は、「筆者の主張に最も近いものを選べ。」などという問題がよくあります。

こういった問題の場合、いかにも正しそうな文章が4つから6つほど並べられることになります。

解答するときの一番重要なポイントは「その選択肢の文章が本文の内容と一致するか?」ということです。

選択肢の文章自体が一般的に「正しいこと」や「いいこと」を言ってるからといって正解になるわけではありません。



数学の場合は、回答用紙に数字をマークするわけですが、解答の形式が限定されるので、それが大きなヒントになります。

例えば分数や根号の有無、桁数などは問題を読んだだけでわかるので、それによって解き方が発見できる場合もありますし、

出題する側としても、解答の形式が限定されることを逆手にとって、2次式を使う場合など解が複数ある問題で、

解の条件を問題文で定義する代わりに、解答の形式で「事実上これしか答えられない」解を正解とする場合もあります。



他にもいろいろありますが、学校の先生方もアドバイスしてくださるでしょうし、自分で発見していくのもいいでしょう。

長くなってしまったので、この辺で・・・